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ゆらりゆらりの1ヶ月

ごぶさたしていました!
前回の更新以降は、あっちこっちと移動しており、気づいたら4月も中旬。
日本は、見上げれば緑、下は桃色という時期だとか。うらやましい♪
大阪にいる親友の一人に長女ちゃんが誕生したりと…やはり芽生えの季節。
こちらは3月末は「焦げる~!!」ように暑く、すでに小麦色になってしまったのですが…4月に入ってからは雨が多く、さらには寒くなり…ある意味春らしい天気のようです。

この1ヶ月、こんなところに行っていました。
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また、ぼちぼち更新していきたいと思います
それまでのことでもアップしたいことたくさんあったのですが…ま、マイペースに書かせていただきますので、よかったらお付き合いお願いいたします♪
それにしても、この1ヶ月でかなり体に蓄えてしまったかも(^^;
# by ca_rino | 2012-04-18 20:09 | りょこう

庭園の街へ@Varese, Italy

木曜日から東スイスに位置する夫の実家に帰ってきていますが、こちらもいい天気&春まっさかりの温度で、外は半袖の人が目につきます…
さすがに私は半袖はまだ肌寒い…という気もするのですが、コートはいらない!というくらい心地いいお天気♪

春になると特に聞きたくなるのがこの曲!

神戸出身のアコースティックデュオDEPAPEPEの「パッフェルベルのカノン」。
小学校6年生の音楽会の合唱曲だった「遠い日のうた」。
パッフェルベルのカノンをベースとした合唱曲で、それ以来、「カノン」は好きな曲の1つ。
DEPAPEPEの「カノン」は、アコースティックギターの軽快な感じがお気に入り♪
今日お誕生日の小学校からの友達、すっちゃんにこの曲を贈ります♪
おめでと~!
                    庭園の街へ@Varese, Italy_d0179006_1946423.gif庭園の街へ@Varese, Italy_d0179006_1947943.gif庭園の街へ@Varese, Italy_d0179006_194858.gif庭園の街へ@Varese, Italy_d0179006_19484333.gif




約1ヶ月前の2月中旬に、もともとブログを通じて友達になったスイスZugに住むmicalちゃん夫妻が2泊3日で遊びにきてくれました。
彼女が我が家に遊びにきてくれるのは2回目♪
今回、micalちゃんの旦那さんも一緒に!彼とは初対面でした!!
ドイツ語できず、英語も「ごめんなさい」な私は、「会話できないのが残念~」と思っていたのですが、会ってすぐに彼はイタリア語(特に習ってない)やら日本語(micalちゃんから習ったのみ)やらを使って気さくに話してくれ、全く語学の壁を感じずでした♪
感謝♪そして彼のトライアル精神、見習っていかなくちゃ!!


2日目、せっかくなので私達の居住地からも近い、イタリアのVarese(ヴァレーゼ)に行ってみようということになりました!
Vareseは、ミラノがあるロンバルディア州のヴァレーゼ県の県都。地図上で赤くマークされているのがうヴァレーゼ県です。
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(出典:Wikipedia「ヴァレーゼ県」より)

ちなみにそのすぐ隣が私の住むスイスのTicino州。
家から車で30分程の距離です。
結構大きな街だと聞いていたものの、中心にはいったことがなく…
今回2人が遠方から来てくれるので、どこがいいかな~と見ていた時にあるキーワードを発見して、Vareseに決定。
というのも、Vareseは「Città giardino」、「庭園の街」らしいのです。
私達夫婦も庭園好きで、日本滞在中は少なくとも3つは庭園めぐりをするのですが、micalちゃん夫妻は家庭菜園されていたり、旦那さんのお仕事も庭園関係と、庭に縁が深い!

Vareseのツーリズム関係のHPでも、イタリアン庭園が紹介されています。(こちらに一覧有)
どうやら、かつて別荘地として栄えていたようで、今は公私問わず多くの庭園が開放され、訪れることができるようです。

ただ…
micalちゃんの旦那さんが「冬はだいたい庭園閉めるよ…」と。
HPのどこにも季節限定友書かれておらず、とりあえず向かうことに。


土曜日だったこともあるのですが、結構な賑わい。
スイスの私の近所の街は、特に冬の間はひっそり…。なので、活気あっていいなぁと思ったり、お店もそれなりに充実していました。
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Piazza del Podestà
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この広場、向かって左にインフォメーションセンターが!またここの方が、すっっっっっっっごく親切でした♪
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行けばわかるだろうと思って、庭園の場所もプリントアウトすらしてこなかった私。甘かった…
どこに何があるのか全然わからない状態。唯一みつけた地図もわけわからず、地元の人捉まえて聞いても「簡単だよ…え…う…ん、この地図よくわらんなぁ…あっちいけば出てくるよ。」とかなりアバウトな説明をされ…最終的にインフォメーションセンターを発見!いろいろとパンフもくれ、地図もくれて説明していただきました。

訪れたところは、そこから徒歩ですぐの市庁舎&庭園のある「Palazzo e Giardini Estensi」
インフォメーションセンターで、
「雪つもっているくらい寒いのに、冬も開放されているんですか?」と聞いたところ…
「年中あいているわよ!!」とのこと。


早速行ってみたのですが…
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庭園…なんだけど雪積もりすぎ…
庭園の街へ@Varese, Italy_d0179006_1164357.jpgやっぱりもっと暖かくなってから来るべきでした…。
緑のある季節だと、左の写真のような庭園のようです。(出典:Varese Convention & Visitors Bureau 「Villas and Gardens」より)

せっかくなのでVareseらしい?!ところでパチリ!
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男性陣は、なんか少年スタイルでパチリ!
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micalちゃんが歩いているところは、おそらく泉であろう場所です…雪…。

お腹もすいてきたところで、庭園行く前に密かにチェックしていたピッツェリアへ…。
Associazione Verace Pizza Napoletana(真のナポリピザ)」に認定されている「Pizzeria La Piedigrotta」だったのですが、外に人が並ぶほど満員でした…

というわけで、再びインフォメーションセンターへ。
そこでおすすめしてもらったのが、「Al Vicolino Speziato」というトラットリア。
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お昼時だったこともあり、電話で席の予約をしてくれ&道順もかなり丁寧に教えていただきました。
この親切さ、感動もの♪

私はランチのパスタセットをチョイス。
サラダ、メインとデザート、ワイン、コーヒーのセットで10ユーロしたかなぁ…というくらいでした。
スイスでなかなかランチセットに出会うことがないので、このお得な感じがうれしい♪
男性陣にはちょっと少なかったかも…
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近くても、行ったことないところがまだまだたくさん!

暖かい時期に庭園巡り&ユネスコの世界遺産に登録されている「ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ(聖なる山々)」の山の一つがSacro Monte del RosarioとしてVareseにあるので、そちらにもぜひ行ってみたいなぁ♪

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Varese市の公式HP
http://www.comune.varese.it/

Varese市の観光関係
http://www.vareseturismo.it/en/frontpage
http://www.vareselandoftourism.it/
http://www.varesecittagiardino.it/lacitta.html#guidepdf(観光ガイドパンフ(伊語))

Varese市内の庭園と別荘
http://www.varesecittagiardino.it/en_lacitta.html
http://www.vareseturismo.it/en/node/3117

Al Vicolino Speziato
http://www.ristorantiinitalia.net/lombardia/varese_Al-Vicolino-Speziato_747.php
Vicolo Scuole 3, Varese, Italy
Tel: +39 0332.831838
開店時間: 12.30/15.00 - 19.30/23.30
定休日: 日曜日、月曜日の昼
※定休日や開店時間等の詳細は、事前に直接店舗へご確認ください。
# by ca_rino | 2012-03-17 00:00 | りょこう

これってあの有名な…

朝ごはん。
私は朝からがっつり食べれるタイプなのですが(カレーもいけます!!)…夫は全く食べられません(…というかギリギリで出て行くため)。

昔、イタリア人の学生と話をした時にびっくりして指摘されたのが、「日本って朝から甘くないものを食べるんでしょ?」と。
イタリアでは、朝はエスプレッソ(もちろん+シュガー)だけ…で、10時ぐらいの休憩時間にエスプレッソと甘いクロワッサンなどを食べる…という人が私の周りではほとんどでした。

現在日本では、農林水産省が「めざましごはん」(公式HPはこちら)を推奨していますが、昨日、無料で配布されるオーガニックショップのマガジンをみていると西洋にも「朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は商人のように」という格言があることを知りました!
つまり、朝はしっかりと!ということ。
このマガジンでも「朝しっかり食べることで、どれだけ1日のリズムが変わってくるか」ということが説明されていました。
やっぱり朝はしっかり食べないと(><)


そんな食欲旺盛な私も、昨年一年は胃の調子があまりよくなく…
そんな時に夫母や夫妹に薦められたのがこちら。
これってあの有名な…_d0179006_084851.jpg
「全粒麦フレーク」


こちらは、普通にスーパーで売られているものですが、パッケージにはこのフレークとヨーグルト、かぼちゃの種、干しぶどうやヨーグルトを混ぜて、「Müesli」(→こちらの「シリアル」)としての食べ方が紹介されていますが、彼女たちに薦められた方法は、
これってあの有名な…_d0179006_09395.jpg
スープ
しかも、適量の水に、大さじ2のフレークを混ぜて加熱し、最後にブイヨンで味付けるだけ。
朝にお手軽で、しかもとろみがでてきて食べやすい!
しかも、胃にやさしいとか。


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というか…!!
もしかして、これって…
Wikiってわかりました…(Wikipedia「オートミール」はこちら「オートミール」のこと?!
オートミールといえば、彼を思い出す…
Quaker Oats Companyの看板男。
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                (出典:amazonの商品より)

映画「グーニーズ」の悪役フラッテリー一家のボスでもあるママにそっくりだと長年思いこんできたのですが…
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比べてみると全く似てない(苦笑)


それはさておき、オートミールといえば、ミルクに砂糖をいれて粥にしたり、クッキーに使ったりと「甘」くして食べるというイメージでしたが、Wiki読んでいると「中華粥のように味付けしたり」とか、「梅干しを加えるなど和風に味付けてもいい」!!
塩気のある食べ方、メジャーだったのですね!私が知らなかっただけでした(汗)
早速、和風味付けやってみよう♪

栄養素も高く、食物繊維の高さやコレステロール値を下げることでも注目されている?!
これは、明日からぜひ夫にも食べてもらわないと!
# by ca_rino | 2012-03-14 18:00 | たべる

スイスで日本の味

昨日(2012年3月12日)のTicino州の新聞やフリーペーパー。
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(上;LaRegioneTicino 11面、下;20minuti 9面より)

東京での政府主催の「東日本大震災1周年追悼式」の様子や、宮城県名取市、閖上中学校の校庭に浮かび上がった竹灯籠のメッセージが掲載されました。どちらの記事にも「繰り返さないために覚えておかなければならない」、「忘れないための灯籠」というフレーズが記されています。

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(右;LaRegioneTicino 9面、左;20minuti 6面より)

3月11日にBernのMühlebergで行われた反原発デモについてとりあげられています。スイスで稼働しているうち最も古い2機の原子力発電所(ベルン州のMühleberg(ミューレベルク)とアーラガウ州のBeznau(ベツナウ))に対して、迅速に閉鎖させることを求めたもの。先週末に、「ミューレベルク原子力発電所については2013年までに廃止させる」というスイス連邦行政裁判所の判決が出されましたが(こちらについては、朝日新聞デジタルにも3月9日付けで掲載されています。こちら)、デモに参加した約8000人は「安全性が確保されていない原発はできる限り早く廃炉させるべき。この2013年までにかける費用を、新たな再生可能なエネルギー開発に回すべきだ」と主張されました。そしてデモでは、地震で犠牲になられた方々へ1分間の黙祷が捧げられたとのことです。



私は夫の実家にいたため、午後14時46分に夫と妹と手をとり和になって黙祷を捧げました。
心よりご冥福をお祈り申し挙げます。
事実が風化してしまわないように…これからが復興へ向けた大切な時間だと思っています。

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2月の上旬、夫の同僚の奥さんでもあり、友人でもあるSaから連絡が。
「2月末に、日本食の講習をするんだけど、大丈夫?」というもの。
彼女の住む町では、婦人会(?)主催で毎月誰かが担当となって、ちょっと変わったお料理教室を企画しているとのこと。
各国料理、デザート特集、今月末は「タイタニック号の最期の晩餐」がテーマだとか。
2月は友人が担当で、「私、日本人知ってるわよ!日本食なんてどう?」ということですでに決定され、私に連絡があったのです。(というか、私がOk言うことが前提だったわけね…笑)

料理は好きだけど、人に教えれるほど得意ではない私。
日本語でもしたことないのに、ましてやイタリア語…。
と思ったものの、すぐさまOKさせていただきました。
せっかくの機会♪食事から見える日本の姿もあり、むしろありがたい機会!

昔、イタリアに行く前に、高校の同期で英国で研究していた友人からもらったメッセージが、今も私の根本にあります。
「僕たちにとっては、自分は海外にいる大勢の日本人の一人という感覚かもしれないけど、これから出会う外国人にとっては、「初めて」出会う日本人かもしれない。だから、その自覚をしっかりもって日本の一代表という気持ちでいないといけない。僕たちが伝えたことが、彼らにとっては「日本」のイメージになるのだから。」

せっかくこういう機会をいただいたのだから、ぜひ「日本食は寿司だけではない!」というのが伝えたいなぁということで、家庭料理からチョイス。
今、空前の(と言いたいくらい)お寿司ブームで、「ジャパニーズレストランに行く=寿司、さしみ食べますよ~」みたいな感じ。
レストランのお寿司の味はともかく、これほど知られているのだから、ぜひ家庭の味でおいしいものもあるのよ!というのを紹介したいなぁ…ということで

一汁三菜♪
○ご飯
○お味噌汁
○じゃがいもと枝豆のワサビマヨ和え
○だし巻き
○メイン料理から一つ(肉じゃが?豚の生姜焼き?鶏の唐揚げ?とんかつ?)

というのを考えて友人Saと話したところ、

「メイン2つしよう!」

という回答。さすが、がっつりいきますね~!
メインは肉じゃがと鶏の唐揚げに。
調味料も、しょうゆやワサビは普通にスーパーでも売っているし、みりん、昆布やカツオ節なんかもオーガニックショップやアジアンショップなどでも取り扱われているので、そこまで手に届かないものでもない。もし気に入ってもらえたら自宅でもチャレンジしてもらえるかなぁという意図もあり。近所の日本人のお友達が日本料理講習をされているので、アドバイスもたくさんいただきました♪(Kさん、ありがとうございました!)
「お寿司がいい!」といういう方もいたようですが、逆にお寿司苦手という方もいるとのことで、Saも家庭料理に賛成してくれました。



最初は
「いつもは12人くらいいるんだけど、今回は8人くらいになりそう」
と残念そうに言われたのですが、むしろ私としてはその方がうれしい。
12人もどうやって教えたらいいかわからないし、いつもどうやってやっているのかが想像がつかないから、こじんまりやりたかったし!

ところが…
「16人になりました…」

げげ!「ごめんだけど、無理、16人も一斉には…」

キッチンが小さいということもあり、2回にわけて開催することに。
興味をもってもらえてありがたいことです。でもプレッシャー…(汗)


こちら1回目は、町の集会所にて。
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2回目は集会所があいてないということで、友人Saの家で。
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レシピもあるので、時間短縮のためにSaと事前に野菜切っておいたり、調味料をあわせておいたり…とできる限りのことを準備しておいたものの、1回目はかなり時間がかかってしまいました(^^;
Saにも事前にレシピや写真は見せていたものの、やっぱりイメージがわかなかったようで、できたのをみて「こういう感じだったのねー」とか。
共通認識がなかったため最初は難しかったのですが、2回目は1回目を活かして準備の幅や順番を相談して、かなり時間も短縮。
私自身もかなり勉強になりました。


☆食事の食べ方
日本では三角食べが基調となっているけれど、こちらでは、「前菜→プリモ→セコンド」という順番で食事をするのが基本。
1回目はそのことがすっかり頭から抜けていたので、唐揚げを揚げる前に「お腹すいたから、スープとサラダ、先に食べよう~」という声を聞き、はっとしました。
というわけで、2回目は、「日本ではスープもごはん、サラダ、メインも一緒に並び、一斉に食べます」という前置きをいれて、「ただ、お腹もすくので、今日はイタリアンスタイルで順番にだしていきますがいいですか?」ということにしました。
(お皿の上に器がおかれ、スプーンで飲まれる味噌汁…。完全にスープになっている!!)


☆米
こちらでも、炊飯器を持っている人が増えてきたのですが…なんと米を洗っていなかったとのこと!
基本的なことから…と思い、米の研ぎ方の話もしたのですが、「洗い方にもいろいろとあるのねーーー!というか洗ったことない」という話でした。びっくり!


☆だし
せっかくなので、一番だしと二番だしをやってみました。
日本食好きな子がいて、「ジャパニーズレストランで味噌汁食べたことあるんだけど、おいしくなくて嫌いだったんだけど…今日のはおいしい!」という話に。たしかにインスタントの味噌汁を出すところもあるので…本来の出汁のおいしさわかってもらえたのも収穫♪


☆豆腐
健康食品として、普通にスーパーでもTOFUとして売られているのですが…なんせ固い。
チーズの段に一緒に陳列されているのですが、確かにチーズっぽいというか…
とりあえず、木綿にしても固すぎ!というような代物。
今回は、オーガニックショップで絹こしを購入。
友人Saも「豆腐ってこんなにおいしかったの!?」と。


☆ちょっとした手間
肉じゃが用の面取りも最初は「ひぇーさすが日本人!」という声もあったのですが、いざ食べる時に「煮崩れしてないわ!」と。
私は唐揚げする際に、臭いを取り除くため&肉の縮みを防ぐために、蜂蜜を揉み込むようにしているのですが、こちらにも「本当に違うわ!実践するわ!」と。細かいところにも喜んでもらえて、私もうれしさ倍増。


私もまだまだ反省するところはたくさんあるのですが、皆さん「はじめて食べたけど、おいしかった!!ぜひ家でもチャレンジしてみるわ!!」と喜んでくれはったようなので、私も第一歩として満足。
だし巻きは、「フライパンでもできないことないよ」と伝えたのですが、「ネットでこの専用フライパン売ってないか探してみる!!これほしい~」、「日本語も習ってみたくなったわ~」と言ってくれる人もいたり、ちょっとでも興味もってもらえたことがさらにうれしく♪

単純な私は、ここでまたイタリア語と料理のやる気がでてきました♪
こうやって、モチベーション高めていかなくちゃ!特に3日坊主の私は…
# by ca_rino | 2012-03-13 21:28 | いべんと

女性の日♪

昨日3月8日は「Festa delle donne-女性の日-」でした。


日本で「女の子の日」といえば、やはり3月3日のひなまつり。
我が家は雛人形はないのですが、こちらを飾って気持ちだけでもひなまつり♪
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祖母の親友が手鞠アーティストだったのですが、形見分けで母がいただいたものを譲ってもらいました。
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こちらは、母から今年譲ってもらったタペストリー。
気持ちだけでも、ひなまつりでした♪
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★追記:今日、小学校からの親友から手紙が届き、中に折り紙の雛人形が同封されていました♪手紙を書いてくれたのが「ひなまつり」の日だったということで。早速、飾ってみました♪(Sちゃん、ありがとう♪)

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さて、こちらは最近行くようになった隣町のお花屋さん。
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ウインドーにも大きく黄色の字で「Festa della donna, 8 marzo」と書かれています。
昨日お店の中では、スーツを来た男性がお花を選んでおられました。
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こちら(イタリアだけでなく、スイスのイタリア語圏でも)では、この日に、この手前のお花「ミモザ」を男性が女性に贈るようです。

歩いている多くの女性がミモザを手にされていました。
夫の職場でもお祝いが企画されて、休憩中に(?)ワインを一杯のんだとか!

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そんな我が家は、昨年に引き続きスルーです(涙)
「明日は、女性の日だね~」、「今日は女性の日だね~」とアピールはしたのですが…やはり今年も何もなし。
私の夫は、プレゼントしたりというのが大の苦手。
昔から、「本当に申し訳ないんだけど、プレゼントというのができないから勘弁して!」と言われてきました。
というわけで、私たちの中では誕生日も、クリスマスも…プレゼント交換はありません。

だから「稀サプライズ」で何かでてくると、うれしいのです♪
(全く期待してなかったのに、結婚記念日に花束をもらったのはうれしかったし、今年の私の誕生日もレストランを予約してくれたのもうれしかった♪(ものの、オチとしては方向音痴なため内緒にしておくことができず、住所を聞いて私が場所を案内することに…。))


もちろんバレンタインも、こちらでは男性が女性へ花を贈るのが一般的らしいのですが、うちはスルー。
むしろ、バレンタイン前日に「明日はチョコレートの日だね~」とアピール。何故か日本式?!
私は、サプライズや贈り物というのが好きなので、最初は「ふん!」と思っていたのですが、結局作りました(私も食べたし…)。
日本式で彼がアピールしてきたということで、「3月14日は何の日か知ってる?」とアピール返しをしているのですが、どうなることやら(笑)

「ヨーロッパの男性は、さらっと花を贈っちゃう」というようなイメージがあったのですが、私の夫はそれが苦手らしく…やはりいろんな人がいますね。


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この女性の日。
「国際女性の日」として、1975年に国連で定められていたのですね。
恥ずかしながら、しりませんでした。
国連人口基金東京事務所のニュースレターが定期的にメールでくるのですが、昨日「国際女性の日に寄せて」というニュースレター(→こちら)が来て知りました(何年もニュースレター取っているのにこの日のことを気づいていなかった…知らずにお祝いをアピールしていた…恥)。
Wiki「国際女性デー」でみてみると、なるほど…
歴史的な背景を踏まえて、記念日となっていたのですね。
「女性が権利の獲得に向けたこれまでの歩みを祝うと同時に、女性被害者は、いまだに跡を絶たないことを想起する日」(Wikiのメアリー・ロビンソン氏の発言より)。

夫の出身のスイスのAppenzell地方、Appenzell Innerhoden準州では、1991年になって初めて女性の参政権が認められています。
20年程前までは、女性が選挙に参加できなかった?!のです。

そう思うと、こうやって人々がこの日を大切にお祝いする意味がわかりました。
来年は、ぜひお祝いしたいなぁと改めて思った記念日の翌日です。
# by ca_rino | 2012-03-09 20:20 | いべんと