心置きなく楽しめたお誕生日会

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4時間の車の旅で、行き着いたのはBasel郊外で開かれた、夫同期Domiのお誕生日会。
区切りのいい「10」の歳には大きなお祝いをすることが多く、この友達は30歳のお誕生日。

Basel、来たのは2回目ですが、今回はお誕生日会のみで観光はなし。
私たちだけが遠方からの参加ということで、Domiファミリーの家にまたまた(前回も)泊まらせていただきました。
ということで、まずは車を置きに友達宅によってから、歩いて30分(普通になってきました‥)かけて会場へ。
Basel郊外といっても本当に市街近郊。
それなのにこんなに自然に触れ合えるのも落ち着きます♪
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おっしゃれーなターミナル。こういうデザインって、Ticinoではみかけない。
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Baselは電車、トラム、バスと公共交通機関が充実しているので、車がなくても便利とのこと。
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さてさて、お誕生日会が開かれたのはサッカーのクラブハウス。
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主役のDomiのご両親、奥さんのご両親がスタッフ(!)として大活躍♪彼らに1歳のお子さんがいることもあり、子ども達も楽しめるゾーンが!
子どもから大人まで楽しめる空間づくりっていうのがいい♪
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集まった50人近くで、食べて、飲んで、話して‥
今回のお祝いは、特に企画もなく皆で話して楽しむというもの。
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普段デザートもあまり食べない私なのですが、3つくらいケーキ食べてしまいました(汗)
あとが恐い‥すでにえらいことになっています。体重計、壊れてるんじゃないかと思ってしまうくらい‥

この日、Ticinoは強烈に暑かったのですが、Baselはスイスでも北に位置していることから、「ま~暑いといってもちょうどいいくらいだろう」と軽くみていたのですが、大間違い!!
サウナ、サウナ、サウナ‥(涙)
しかも変に寒さ対策をして、7分袖着ていってしまった私。
まわりは皆、Tシャツやらタンクトップレベルなのに、私だけ暑苦しい(涙)
とはいえ、夜はその上に念のためにもっていっていたジャケットを羽織りました!!
温度差激しすぎ‥。

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正直、今回のお誕生日会、行くのをずっと迷っていました。
この1年のうち週末だけで考えると、イタリア語よりもドイツ語ユーザーと会っている機会の方が多かった気すらします。それくらいドイツ語(というかスイスドイツ語‥)環境に身をおいていたのですが‥やっぱりしんどい!
苦痛ではないのです、まったくわからなくても。
会う人、会う人皆とっても親切で、言葉わからなくても、もともとは「夫の友達」だった人たちも「自分の友達」だと思えるようになり、何言っているかわからなくても、1つ単語ひろってそこから、勝手に想像して話読んだり。
夫やイタリア語ができる人がいれば、私に通訳してくれるのですが、大勢で話している場合はそれも1時間に数回ぐらい。
通訳ばかりもしていられないというのもわかります。
話の腰をおるようでタイミングが難しい。

ただ、やはり5時間も、10時間もわからない中ですごすというのは、やはり疲れる。
その時、その時で楽しめるタイプなのですが、後で振り返って、「私はあの10時間、皆と一緒にテーブル囲んで、いったい何していたんだろう?!10時間も空想なんてできる??!!もしや寝てた?!」と思ってしまったり。

さらには、ドイツ語を1月から勉強しはじめてから、それ故に、さらに周りが何言っているかわからなくなってきたという辛さ。
標準ドイツ語で話してもらっても、まだ全然わかるようなレベルじゃないのですが、話の内容はなんとなくつかめるぐらいにはなってきたものの、彼らが普段話すのはスイスドイツ語。
もう、まったくわからないのです。
前は、ドイツ語もスイスドイツ語も区別がまったくつかない中に身をおいていたので、「どっち話していてもわからないし」というところからのスタートだったのが、中途半端にわかりはじめてきたことが、かえって方言を話されると「???」となってしまうようになったのです。

だからと言って、「標準ドイツ語で話してもらえる?」と頼むには、失礼なドイツ語レベル。
ぜんぜん話できないレベルで、あえて私のためだけに変えてもらうのも申し訳ない。
でもスイスドイツ語はわからない‥うーん、というジレンマ。

というわけで、今回のBaselは私もほとんど知らない人ばかりだし、夫も長い間会っていない友達もいるだろうし、それなら一人で行って楽しんできてもらった方が、お互いにとっていいんじゃないかと、最初にお誘いをうけた際は、「私は残念ながら行けないです、ごめんなさい」と伝えてほしいとお願いしました。

夫からは、「(私は)友達との旅行の予定が入っていて、いけない」と友達に伝えてくれたとのこと。
ところがその友達Domi。
「もし予定変わったら、当日直接きてくれてもいいからね」と夫経由で返事が。

それを聞いて、「やっぱりお祝いは直接したいな~、でもまた10時間ちかくも空想タイムもなぁ」と迷っていました。
私が英語できたらいいんですが、もう英語はさっぱりわからなくなってしまいました。
読む方はいけるのですが、悲しいことに話すのはまったくだめ。

前日に夫が友達に電話したときも、
「もしかして、来れることになった??」
と言ってくれたとか。

それを聞いて、ますますお祝いは伝えにいきたいけど‥と迷いだし‥

結局、前日の夜に行くことにしました。


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で、行ってどうだったかというと、本当に行ってよかったなぁと。
この14ヶ月ちかいこちらでの生活の中で、スイスドイツ語ユーザーに囲まれてこんなに楽しめたのは初めてかも!!というくらい、楽しかった。空想にも陥らなかった(笑)

バーゼルの町のことを、私の周りの人たち(スイス人)は、
●とても開かれた町
●文化的取り組みが活発な町
●いろんな立場の人にとって住みやすい町
といいます。

ドイツとフランスの国境を接しているがゆえに、そのような特色をもつになったのでしょうか?!

暮らしたことないので、その辺を肌で感じるというのは難しいのですが、少なくとも今まで味わったことのない心地よさを私は感じました。

たくさん気をつかってくれていたのだと思うのですが、
私がいるときは自然と標準ドイツ語を話してくれて、わからないときは彼らの頭に眠っているイタリア語の単語を引き出して話してくれたり。
12年前に習ったというイタリア語で話してくれる人もいれば、英語でいえば中1の1学期レベルの私のドイツ語を聞いて話してくれたり。
だからこそ、私もかなり初歩中の初歩のドイツ語でちょっと話してみたいという気持ちにもなれた。
込み入った話は英語で(聞くのはまだしも、話すのは全然だめなので、結局伝えたいことは夫に通訳してもらった)。
すべて、ごくごく普通に‥
同期の一人は12年間まったく話したことのないというイタリア語を使って、「ドイツ語の中に身をおくのはしんどいでしょう?楽しめてる?」と。
ありがたかったです。
夫いなくても、いつもなら「えーっとどうしよう。何も伝えれない‥」となってしまうところが、全然平気でした。

夫のふるさとAppenzellの友達は(もちろん夫も)、Appenzellが大好き。地元愛。
今回出会った友達は、ほとんどBasel以外の州出身。
それにも関わらず、皆が口をそろえて、「Baselは本当に住みやすいし、いい町だよ」と言う。
BaselからBernへ転勤になった友達の何人かが、Baselから1時間電車通勤していたり。
ここで生活している友達のオープンさといい、彼らがいうように「Baselいい町なんだな~」というのが、感じれた時間でした。


保守的だといわれるAppenzell。私は好きなんですよ、友達もいるし、知っている人もたくさんいるし。(夫の両親の友達もかなり知っているし、みなさん優しい。もちろんイタリア語やスペイン語で私と話す人も数人はいたりします。)
それに熱い!特に地元への愛を感じます。地元のために皆で何かしようという気持ち、私も好きです!
ただ、Baselの優しさは、これまでとはちょっと違った。
私が思うに、Appenzellの人は恥ずかしがり屋が多いのではないかと。
(夫いわく、地元の友達の中にはイタリア語を学校で勉強した人もいるはずだけど、まったく使ってないし‥ということで封印しているとのこと。よく考えたら私の英語みたいです。)


夜中までおきていられない私だったのですが、結局最後の最後までいました‥
朝の4時。

やっぱり、拒むよりも、なんでも踏み出してみないとですね‥と反省しました。
行かなくて後悔よりも、行って楽しめる自分になれた方がいいですもんね。
来年ドイツ語圏へ移ることも、少し楽しみに思えました。


主役のDomiと2人になった時があり、
Domi「今回、旅行はどうなったの?大丈夫だった?」
というようなことを夫がいない時にドイツ語で聞かれました。

夫とは、「旅行はキャンセルしたということにしよう」と決めていました。
そんなわけで、

私「キャンセル。このパーティーに来たい(←時制間違っているけど‥)」

と言うと、すっごく喜んでくれた。
嘘をついていることにチクリとしたが、来たいと思ったのは本心。

根気強く誘ってくれて、ありがとう!
「おめでとう」と直接いえるのは、幸せなことですね。
by ca_rino | 2011-08-24 23:04 | いべんと