義援金イベント「Una giornata di lezione-授業の1日-」

こんばんは。
3月26日よりサマータイムに入り、日本との時差は7時間になっています。

昨日(日本ではすでに一昨日)の余震。
余震といっていいのかというほどの規模の大きさに言葉を失いました。
気象庁の発表では、「今後も、震源地に近いところで最大震度5弱以上となる地震が発生する可能性があります。場合によっては、震度6弱~6強となる余震が発生する可能性もありますので警戒して下さい。 」とのこと。
本当に、1ヶ月も続いている余震がまずは落ち着き、被災地のみなさんのお気持ちが少しでも安らぐ日がくることを強く、強く願い続けています。
本日は通常のメルカートを行ったのですが、立ち寄ってくださった方も昨日の余震のことを気に掛けてくださっていました。



先週のメルカート募金の翌日は、同じく南スイスのLugano(ルガーノ)という町で大きな義援金イベントに参加させていただきました。このイベントでは、参加してくださった方と一緒に折り鶴を羽ばたかせました。

私たちにとって飛び立ち第二弾、4月2日!
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メルカートの翌日は、以前ブログでもご紹介させていただいた義援金イベント@Luganoに参加させていただきました。以前の記事はこちら


gioiaさんと、Ticinoにある日本人会「Camelia Club」さんにお声かけをしていただき参加させていただきました。

私は、前日のメルカートでもご一緒させていただいた前田さんとGiannaさんと折り紙教室を担当していただくことになっていたのですが…折り紙を教える…しかもイタリア語…
「20フランで1時間の授業を受けていただくのだから、受けてよかったと思ってもらえないと!」という不安が3人ともにあったのですが、そこはお互いのパートナーを生徒さんとして折り鶴の折り方を教えてアドバイスをもらったり、折り方説明書~イタリア語バージョン~を前田さんご夫妻に用意していただいたり。
Giannaさんとスカイプで折り方の順番を相談しながら、「やっぱり折り鶴は折りたいだろうから、順番を入れ替えて…」と試行錯誤。


そもそも、書道や日本語教室、和食体験教室、茶道&生け花などなど、魅力的な授業あふれる中、折り紙を受ける人は果たしてどれだけいるんだろう…と思っていたのですが、当日来て下さったのが、なんと
午前コース7名、午後コース17名!!

びっくりしました!

午前のコースの方は、なんとも皆さん手先が器用。
「外国の人は折り紙の角と角を合わせるのが苦手だというし、鶴も20分から30分くらい見ておいて…」と計画していたのですが、
手慣らしのコップ(1分!)→折り鶴(15分!!!!)→飾り箱(10分!!)
と軽く予定していたものが終わってしまいました!驚き。
念のためにと用意していた(よかったです!)兜を急遽教えて子どもの日やひな祭りの話を入れても、それでも15分くらい余り…最後は復習タイム。
しかも作品もとてもきれいで…みなさんの器用さにただただびっくり。
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(午前のコースの様子です。)


午前のコースの後は、作戦タイム。
あまりに皆さん器用だったので、ちょっと練り直ししました。

そして午後は17名。しかも5名が小学校にもまだ通ってないような小さなお子さんたち。
とはいえ、子ども達も大人に負けず、最後まで全部折りきりました!
1時間もの講義、騒いだりすることもなく、驚くべき集中力。それだけ子ども達も折り紙に興味をもってくれていたのかと思うとうれしい限りです。
午後は、やはり人数が多いこともあって、コップ→折り鶴→飾り箱まででしたが、午後の皆さんもとても器用。
当初は、Giannaさんと「コップと折り鶴ぐらいまでしかいかないかもですね」なんて考えていたのですが、とんでもありませんでした。

折り紙、興味のある人はこちらでも本当にいろいろ作られるみたいです。
休憩時間にお話したお母さんは、「子どもとは簡単なものしか作らないけど、折り紙しますよ」とおっしゃられていました。その簡単なものというのが、なんと重ね箱や折り鶴!!
えええ、それを簡単なものと言ってしまうなんて!とびっくりしました。


「裏返して下さい」と説明すると、単に裏返すだけでなく上下もひっくり返してしまったりする人がいたりと、なかなか説明も大変でした。この2回のコースで、大変勉強させていただきました。イタリア語、これからも日々勉強です。
前田さんやGiannaさんは指導者としてのご経験があるようで、教え方がとても上手で大変参考になりました。今後にぜひ活かしていきたいです。

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参加者の方に聞かれたのが、「千代紙」や「和柄」の折り紙の購入先。
今回のコースでも、千代紙を使ったり、受講生へのお土産にお渡ししたりしました。
実は、金曜日のメルカートの後、帰宅すると高校からのお友達から小包。
あけてみると、なんと、
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たくさんの千代紙。
ブログを見てくれていて、千代紙とそしてパワーを一緒に送ってくれたのです。
彼女の折り紙、翌日大活躍でした。
キキ、ほんまにありがとうね!!想いは本当に1つよね!ありがとう!


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他の教室の様子や、ロビーの販売(「希望」や「勇気」という文字が入ったネックレストップ、折り紙作品、手作りお菓子やお弁当等)の様子、自分達の午後のコースの写真も、いっぱいいっぱいで取り忘れていました。
残念…ですが、Camelia Clubさんがブログに当日の様子を載せられています。
Camelia Club Giappone「募金集めイベント」
http://cameliaclub.blogspot.com/2011/04/blog-post.html

Giannaさんも、土日のイベントの様子を書かれています。
Gianna「感謝と反省と目標」
http://gianna.blog4.fc2.com/blog-entry-884.html

このイベントの参加費、販売の売り上げ、寄付金、全てが日本赤十字社に義援金として送金されます。


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短期間の間に企画・準備されたイベントだったようですが、お声をかければこんなに大勢、賛同される方がいらっしゃることにも(企画してくださった方々も参加してくださった方々も含めて)、そして想いを1つにするとこれだけ大きなことを行うことができるのだということも、実感しました。
今年に入って、前田さん、Giannaさん、Camelia Clubさん、Gioiaさんと日本人の方とお知り合いになる機会がもてたのですが、もしみなさんとお知り合いになれていなかったら、スイスで一人で何もできないことを嘆いて、前に進めずにいたような気がします。みなさん、本当にありがとうございました。

これからは、生活と継続的な支援につながる活動、両方をバランスをうまく保ちながらやっていきたいと思います。
いくら今回の地震が大きかったとはいえ、距離的に遠いスイスにいる人々の記憶が薄れてしまうのも、もしかするとそんなに遠いことではないかもしれません。
だからこそ、募金活動も行いつつ、そして日本の状況はもちろん、日本の文化、習慣、言葉などいろいろなことにより関心をもっていただけるように、私もこの地で長い目でやっていければと思います。
そして、いつかより多くの方に日本へ来ていただけるように。
それが間接的にでも、微力ながらも日本の、被災地の方々の支援にもつながればと思っています。



by ca_rino | 2011-04-09 07:29 | いべんと