メルカートで羽ばたいた折鶴たち

おはようございます。
こちらもすっかり春‥を通り過ごして、初夏です。
すでに新緑がきれいな時期で、日々25度越え‥。
どうやら異常気象らしいです。



先週は、いろいろと募金活動に参加させていただくことになり、多くの折鶴が南スイスの中の南部で飛び立ちました。


私たちにとって飛び立ち第一弾、4月1日!
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毎週金曜日に私が住む村の隣町で市民メルカートが開催されるのですが、この2月から私も参加させていただいています。
今年にはいってから近くに住む前田さんと知り合うことができ、そして彼女のご友人だった日本人のKIさんとも知り合うことができ‥そしてお2人がされていたメルカートに混ぜていただくことになったのです。毎回自分の試作をだし(といってもたいした物じゃない‥)、友達が買っていってくれたり、余ったらみんなで食べるというスタンスで、私はのんびり楽しみつつ参加させていただいたわけです。


そして、地震発生。
地震後から、前田さん、KIさん、Giannaさんとは何度も話し合いをして何かできないものかと考え、

「メルカートで1日限定で私たちのスタンドは募金スタンドにしよう!」

という話になり、それが先週の金曜日だったわけです。
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【地震後の私たちのメルカートスタンドでは】
・スイス赤十字の口座を説明付きでいれたメッセージカードを用意するなどの情報提供。
・募金箱はおかず、それでも余分にくださった方のお金を募金として預からせていただいていた。


【今回のスタンドは】
・1回限定にして、その日は私たちが用意した軽食を無料でふるまって、日本の味(?)を知ってもらう&募金されたいという方には、募金箱に募金していただく⇒募金していただいた方には折鶴を感謝の気持ちとしてお渡しする。


というものでした。

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(かわいい募金箱が目印でした!前田さん、ありがとう!)


朝8時半からスタートしたのですが、みなさん結構控えめ。
食べ物を手にされた後に「おいくらですか?」といわれて、「今日は無料なのです」というと「ええ?いいの?」という感じで、無料での提供ということに遠慮がち。
私なんて関西人だから(偏見?)、「すぐに無くなってしまったらどうしよう!」とか心配していたのですが(というか、自分だったら味見しにいってしまうと思う‥)、その心配はご無用でした。


とはいえ、
お歳を召したご婦人が「あなたたちの今日のイベントのことを書いた新聞、読んだわよ。ぜひぜひ募金ささせてね」と来てくださったり。
若い女の子はいろいろと味見をしてくれて、「折り紙の折り方!ぜひ見せてほしい。だって鶴が人の手で折れるなんて信じられない」と興味をしめしてくれ、募金もしてくれたり。
年配の男性が「日本への募金活動をしているんだね?ぜひ協力させてください」と募金をしにきてくださったり。
小さな子どもさんを一緒にきてくださり、おにぎりと折り紙のコマをうれしそうに選んでくれて、募金してくださったり‥それをみた友達の女の子が自分のおこづかい(かな?)を持ってきて募金してくれたり。
メルカート仲間のおばさまが、「今日ね、彼女達は募金活動をしているのよ!ちょっと味見してみて!おいしいから!」と、いろんな方に声かけてくださったり。
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本当に、いろんな方が見知らぬ私たちの呼びかけに賛同してくださいました。

本当にありがたい、その気持ちでいっぱいでした。

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メルカートの前の火曜日。
私は役所主催のカメラアクティビティに参加していたのですが、その時に知り合いになったスイス人の女性。
アクティビティの休憩中に話をしたのですが、「日本のご家族やご友人はどう?」というお気遣いをいただき、そこから彼女には20年来の日本人のお友達がいて、その人たちに会いに日本も行ったことがあるという話に。私も「金曜日にメルカートで募金活動をして、土曜日はルガーノでイベントがありお手伝いさせていただくことになったんですよ。もしよろしければお立ち寄りくださいね」と軽くお伝えしたのですが‥
帰り際。この女性が私のところにきて手渡されたのが‥50フラン。
「金曜日、行きたいのだけど用事があっていけないから、これを募金してくださいね。大好きな日本のために使ってください」と。
日本へのお気持ちと、そしてたった30分前に知り合った私に、信用してお金を託してくださるなんて‥
本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

振り込んだことをお知らせするためにも、メールアドレスを交換させていただき、しっかりとそのお気持ちを預からせていただきました。たまたま金曜日のために電車で折った折鶴があったので、そちらをお渡ししたのですが、とても喜んでくださいました。


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金曜日も、みなさん本当に高額な募金をしてくださり(だいたいお札を皆さんいれてくださいました)、なんと計336.15フランが集まりました。
これまでのメルカートで余分にいただいていたお金とあわせて総計369.15フランを、火曜日に在スイス日本大使館の義援金受入れ専用口座に送金いたしました。
在スイス日本大使館では、ある程度お金が集まればまとめて日本赤十字に送金してくださるとのこと。
(在スイス日本国大使館HP 「東日本大震災に関連する義援金の受付
http://www.ch.emb-japan.go.jp/gienkin032011.htm参照、また直接領事館に電話で確認済)
明日のメルカートでは、領収書の掲示と感謝のメッセージをスタンドにつけて参加させていただく予定です。



【次回からは】
・他のスタンドに迷惑がかかってはいけないから。次回からは前のように情報提供。
・役所の方や新聞社の方にも協力していただき、役所主催のイベントに参加させていただいて募金を募る&簡単なイベントを私たちでうって、その時に募金活動も行っていこうということで決定。



これからもできることを地道に。
Giannaさん、KIさん、前田さん、そして忙しい中折鶴をもってきてくださったGioiaさん&今回はご一緒できなかったぱぴぃさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
スイスの方々の想い、私たちの想いがどうか被災地のみなさんへ届きますように。



【おまけ】
前田さんは、本当に器用な方で、本当に小さい小さい折鶴を折られていました!(本当にピンセット級!)
近くでいつもアクセサリーを販売している女の子が募金をしてくれ、ミニミニ折鶴2つをお渡し。
今後、「アクセサリーにしてスタンドに出そうかな」と前田さんがおっしゃられていた矢先に、戻ってきた彼女の耳元には‥
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折鶴!!
彼女の耳元で、折鶴も気持ちよさそう♪



次回は、Gioiaさんと日本人会カメリアクラブさんにお声かけしていただき、参加させていただいた先週土曜日のイベントについて書かせていただこうと思います。




by ca_rino | 2011-04-07 16:17 | いべんと